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ほんの15分前位から小雨が降り出した千駄木です。ホントはもっと早い時間にブログを書きたかったのですが、何だかんだと忙しくさせて頂いたおかげで、この時間(18時過ぎ)から書きだしています。今日は何の話題を書こうかなと考えていたのですが、最近の花屋業界の動きを見ていて、ちょっと思う事があったので花屋とは全然違う『八百屋さん』に関して書かせて頂きます。私は花屋を始める前に会社勤めをしており、営業職で八百屋さんやスーパーなどの食品小売業のお客様にシステムや製品を販売する仕事をしておりました。ですので、八百屋さんとも数多くの取引をさせて頂きました。そんな中で八百屋さんの仕事が花屋の仕事に一番近いと思うので、今回ブログの話題とさせて頂きます。八百屋さんの仕事は扱う商品が違うだけで、花屋の仕事に非常に似ています。そんな八百屋さんの仕事の中から、我々花屋が今後生きるか死ぬかのヒントが隠されているのではないでしょうか?但し、八百屋さんと言っても今にも潰れそうな店ではなく売れている八百屋さんです。私が以前の仕事で取引させて頂いた八百屋さんの中には一日に100万近く売る八百屋さんもありました。そう言う売れている八百屋さんに関しての話ですのでご了承下さい。正直言ってそんな売れている八百屋さんでも、昔に比べれば売上も落ちている事は否めませんが、それでもがんばっている所は今でも凄くがんばっています。そんな売れている八百屋さんの良い点は、我々花屋にも大いに参考になりますので、私も含めて今売上げが上がらないと悩んでいるお花屋さんは参考にしてみればいかがでしょうか?
皆さんは、食材の買物に何処に行くかと言えばまずは食品スーパーに行くと思います。少し裕福な人ならデパ地下、大量に買うならショッピングセンターと言った所に行くと思います。では、なぜ夕飯の支度をするのに食品スーパーに買いに行くのでしょうか?それは一か所で全ての食材が揃うからです。ほとんどの奥様方はその日の夕飯に何を作ろうか決めてから買い物にいくのではなく、スーパーに行って様々な食品を見比べて献立を決めて買物をしています。ですから何でも揃うスーパーに買物に行った方が効率が良く一か所で揃うのでスーパーに買物に行きます。これは全てでは有りませんが大概の奥様方は当てはまると思います。では、八百屋さんに買物に行く人はどう言う考えで八百屋さんに買物に行くのでしょうか?ここで言う八百屋さんはあくまでも青果&果物の専門店で肉や魚を扱っていない純粋な八百屋さんです。肉や魚は別の店で買わなければならないのにわざわざ八百屋さんに買いに行くかと言えばあくまでも私の考えですが、まず1番に対面販売であるからです。そして次に青果&果物の専門店であって専門に徹しているからです。他にも細かい理由は多々ありますが、ひとつづつ書いていたらきりがないので、今回はこの2点に絞らせて頂きます。まず、1番にあげた対面販売についてですが中にはゆっくり選べないからスーパーの様にセルフ販売の方が良いと言う方もいますが、対面販売ほど素晴らしい売り方は無いと思っています。お客さんと面と向かって商売が出来ると言う事は、お客さんが望んでいる事も直ぐに分かりますし、店側が営業をするにもこれ程効率が良いものはありません。いくら今の世の中の様にネット社会になっても、対面販売がこの世からなくなる事は絶対に無いと断言出来ます。売れている八百屋さんはまず、その対面販売の良さを前面に出してうまく活用しています。市場でいい物を仕入れてきたら、その商品を一生懸命売り込む為に、その食品を使ったメニューまで教えて販売に繋げます。先程も書いた通り大概の奥様方はその日の夕飯の献立を考えずに買物に来ている訳ですから、八百屋さんで旬で美味しい物を勧められたら、じゃ今日の夕飯をその食材を使って八百屋さんが教えてくれたメニューにしてみようと考えて買っていく人はたくさんいます。ですから最近のスーパーでも、対面販売コーナーが増えているのです。食の安全が騒がれているこのご時世ですから、消費者は安くて美味しくて安全な物を買いたいのです。もちろんPOPにどこそこ産の野菜とか生産者の顔写真入りのポスターなどを貼ってアピールする事も大切ですが、そこに直接口で伝えると言う事が加わればもっと安心して買物が出来ます。売れている八百屋さんはその事を良く分かっているので徹底してやっています。対面販売(接客)がうまくなければいくら良い商品を安くで売ったところで誰も買いには来ません。これは花屋もまったく同じです。次に八百屋さんは専門店として徹底しています。自分の仕入れてきた商品の知識は半端ではありません。一番分かりやすい例は『千疋屋』さんです。八百屋さんではありませんが、果物専門店であれだけ成功しているのには訳があります。あれだけ高い果物を売っているのに何故あんなにうれるのでしょうか?それは専門に徹しているからだと思います。スーパーでは売っていないこだわりの商品に絞って販売しているから、あんなに高いのに売れるのではないでしょうか?千疋屋さんと同じ様に売れている八百屋さんは、専門に徹しています。専門店が専門に徹しなければ到底スーパーなどの大手にかなう訳がありません。我々花屋の中でも専門に徹している店はいくら不況だと言われても売れています。中途半端にスーパーやディスカウント点に対抗したところで、規模も資金力も全てに置いて負けているのですから勝負する前から負けているのです。だから家の店では鉢植えをほとんど置いていません。まあ、店が狭いので置く場所がないので置いていないとも言えますが、中途半端に1個や2個置いていたってほとんど売れないからです。そんな事で今売れていないと悩んでいる店は近くのスーパーやディスカウント店に対抗していませんか?スーパーやディスカウント店に真っ向勝負したところで絶対に勝ち目はありませんよ。八百屋さんはよく『コバンザメ商法』と言ってスーパーの隣に出店します。一見スーパーでも野菜や果物を売っているのだからわざわざ隣に出店したら売れるはずがないだろうと思われがちですが実際は違います。売れる八百屋さんはスーパーの隣ほどいい立地はないと断言します。何故かと言えば大概のスーパーには駐車場が付いています。その駐車場を買物客の人は使うのですから八百屋さんの方で駐車場を確保する必要がありません。そしてスーパーは毎週の様にチラシを打ったりとあらゆる手段を使って集客に力をいれます。八百屋さんからしたら自店でチラシを打たなくてもスーパーが勝手に集客してくれます。他人の力を借りて自分は何もしなくても集客出来ればこんなに美味しい事はありません。それじゃ皆んなスーパーで買うだけで八百屋さんなんかに行かないだろうと思うかもしれませんがそれは違います。スーパーには無い部分で戦えば良いのです。さっき書いた対面販売しかり専門店は専門に徹して商売すればスーパーにも負けません。野菜や果物以外はスーパーで買って貰えば良いのです。これは我々花屋にも当てはまります。まあ、そんな簡単にスーパーの隣に出店は出来ませんが、私ももしそんな物件が有れば絶対に出店したいと思います。今はちょっと資金も無いから難しいかもしれませんが・・・。
まあ、色々と偉そうな事を長々と書いてしまいましたが、最近の花屋業界を見ていると何か自分の所だけしか見ていない様な気がしてならず、こんな偉そうな事を書いてしまいました。私も店を始めてもうじき2年が経つと言う花屋業界ではペーペーと新人で私の考えている事よりももっと素晴らしい考えを持った諸先輩方が沢山いらっしゃいます。ですから私の様な若輩者が出しゃばって偉そうな事を言おうなどとは毛頭考えていません。ただ、他の業界から入って来たものには、もう少しこうすればいいのにと思う事が客観的に見る事が出来るので本日長々と書いた事も少しは参考にして貰えればいいなと思っています。まあ、私のこのブログなんて殆どの花屋さんがしらないので見てはもらえないかもしれませんが、自分の為にも残して置きたかったので長々と書かせて頂きました。まあ、皆さんも一度売れている八百屋さん(果物屋さんも含む)に買物がてら、勉強しに行ってください。絶対に参考になる事がありますから。と言う事で文章書くのに疲れたので今日はこの辺にて。お疲れ様でした。
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